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契約更新・再契約 全体像チェックリスト
「全部を完璧に」ではなく、まず契約書を開いて種別を見分けるところから。逆算と条件確認は、そのつど積み上げていきます。
動き出す前(最優先)
- 一覧の満了日だけで判断せず、契約書の現物を開いたか
- 普通借家か定期借家かを確認したか(定期借家なら「更新」ではなく再契約)
- 更新条項が合意更新・自動更新のどちらを前提にしているか読んだか
- 過去に手続きをしないまま満了日を過ぎ、法定更新になっている契約がないか
- オーナーに「更新しない意向」がないかを、入居者への案内より先に確認したか
逆算してスケジュールを置く
- 貸主から更新を断る/終了させる可能性がある契約を、満了の12〜6か月前の枠で拾えているか
- 入居者への更新案内の発送目安(満了の2〜3か月前)を決めたか
- 書類の返送期限と、返ってこないときに追いかける日を決めたか
更新条件を契約書で確認する
- 更新料の有無・金額を、記憶や慣習ではなく契約書で確かめたか
- 家賃を据え置くか改定するか、オーナーの意向を確認したか
- 保証(連帯保証人か家賃保証会社か)の扱いと、更新時の手続きを確認したか
- 火災保険の期間が更新に合っているかを確認したか
- 更新事務手数料をもらう場合、契約上の根拠を確認したか
書類と記録
- 契約者・同居人・緊急連絡先の現状を確認したか
- いつ・誰に・何を送ったかを記録に残したか
- 回収した書類を保管し、次回の満了日を登録したか
ここで大切なのは、期限や可否を思い込みで断定しないことです。更新拒絶に必要な正当事由の有無、法定更新後の更新料の扱い、定期借家の再契約の可否や手続きは、契約書の文言、借地借家法の解釈、個別の事情によって変わります。現場で「更新料は必ずいただきます」「この契約は更新できません」と言い切ってしまうと、あとで事実が違ったときに対応も関係もこじれます。判断に迷う場面は、契約書と国土交通省などの一次情報を確認し、必要に応じて専門家やオーナーと相談する流れにしておくと、入居者もあなた自身も守れます。
この内容は記事「契約更新・再契約の基本と落とし穴、逆算で段取りを組む全体像」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ