無料ツール|印刷用チェックリスト
漏水で階下に被害が出たら、原因調査と保険・賠償を進める順番チェックリスト
記録 → 切り分け → 保険 → 見積 → 共有、の順にそろえていきます。
現地に入ったら(記録)
- 部屋の全景・被害箇所・近接、の3段階で写真を撮ったか
- 天井・壁・床それぞれの被害を撮ったか
- 濡れた家財を1点ずつ撮ったか
- 連絡受付時刻・現地到着時刻・止水時刻を記録したか
- 被害品リストの用紙を入居者に渡し、記入をお願いしたか
- 濡れた家財を処分する前に写真を残すよう伝えたか
- 上階の室内を確認し、見えた状態と聞き取り内容を記録したか
原因を切り分ける
- 「使い方」「設備」「原因不明」のどれかを、いったん仮置きしたか
- 目視で分からない場合、調査業者の手配を進めたか
- 専有部の設備か共用部の設備かを確認したか(分譲の一室なら管理規約も)
- 調査結果が出るまで、どちらの入居者にも責任を断定していないか
- 結果が出る見込みの日を、双方に伝えたか
保険を動かす
- 上階入居者に、火災保険の証券を確認して事故受付を入れるよう案内したか
- 個人賠償責任保険と借家人賠償責任保険を、混同せずに説明したか
- オーナーの建物の火災保険(水濡れ補償・施設賠償特約)を確認したか
- 階下入居者に、ご自身の家財保険にも連絡いただくよう理由をそえて案内したか
- 各社から求められた提出書類を一覧にしたか
見積・修理
- 建物の修理と家財の被害を、分けて見積を取ったか
- 乾燥・消毒の手配をしたか(カビの二次被害を防ぐため)
- 修理の着手について、オーナーの了解を得たか
- 費用の最終負担と、いまの手配・立替えを分けて説明したか
- 家財の金額(新価か時価か)を、自分で判断していないか
共有する
- オーナーへ、原因・被害範囲・保険の状況・見込み日程を共有したか
- 双方の入居者に、次の連絡日を約束したか
- 約束した日に、進んでいなくても連絡したか
- 賃料減額や仮住まいの相談は、記録してオーナーへ回したか
- やり取りの経過を、時系列で1か所にまとめてあるか
大切なのは、判断より先に記録という順番です。原因も、責任も、金額も、あとから調べれば分かります。でも、あの日の天井の写真と、濡れた布団の写真だけは、あとから取り戻せません。そして、話し合いが平行線になったときや、金額が大きくなったとき、被害が人の健康にまで及んでいるようなときは、抱え込まずにオーナー・社内、必要に応じて弁護士など専門家に相談する流れにしておきましょう。それが入居者にとっても、あなた自身にとっても、いちばん安全な進め方です。
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